私の転職理由を紹介します。
①会社の将来性
私は斜陽業界の大手メーカーで働いていました。会社の業績は昔に比べると悪く(と言っても倒産するようなレベルではまだなかったです)、直近の市場成長率は数パーセントと予測されており、将来的にはマイナス成長に転落するような市場でした。
そのため、会社としても新規事業立ち上げに力を入れていましたが、全然上手くいっていませんでした。そういったことから、転職しやすい年齢と言われている30代で市場将来性のある企業に転職したほうが良いのではと考えるようになりました。
②仕事のやりがい
私は新規事業向けに製品開発を担当していました。当初は、この会社をなんとかしよう!とかなり頑張っておりました。
開発はある程度進みましまが、テーマ全体としては進捗が芳しくありませんでした。そんな時に新規事業の企画自体に疑問を持つようになりました。新しい市場に自社が参入する意味は?顧客への提供価値は?この戦略でどの程度の市場が取れるのか?私は展示会等への参加もしていたので市場の声を聞くことが出来ており、先ほどの疑問に自分なりの答えを出すことができました。
このテーマはうまくいかない。それが私の答えでした。戦略的に崩壊しており、自社の保有技術で有利に戦える市場ではありませんでした。
それらを上司に伝えるも、そんなことは初めから分かっていると言われ、私は衝撃を受けました。「分かっているのに、この進め方をしているのか。。」そう思いました。
それが分かってからはモチベーションの維持が難しく、転職を考えるようになりました。
③人間関係
私が居た新規事業の部署は、各部署から集められたエースと鼻つまみ者が混在する部署でした。大きな会社で新しい部署を作って人を集めるのも結構大変なんですね。人が欲しいという要求に対して、誰を出すか。優秀な人材を出してくれれば良いですが、部署によっては厄介者を出すこともあります。そのため、新しい部署にはエースと厄介者が混在することが多いです。そんなギスギスした部署で働くのは結構なストレスでした。
これらの解決手段として転職した訳ですが、それが良かったのかはまた別の機会に書きたいと思います。