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転職体験談とセミリタイア目指すあれやこれや

転職面接で質問する際のコツ

転職面接は新卒の就職面接と違い、転職者と企業とが互いにミスマッチを防ぐための情報交換の場でもあります。

企業側も積極的に質問を受け付けている場合も多く、積極的に活用して相互理解が出来るよう、悔いのない転職面接にしましょう。

面接で得た情報は、選考を進めるかどうか判断するのに非常に貴重な情報となります。

ただ、応募者と採用側は基本的には異なる企業文化なので、スムーズなコミュニケーションが出来るようコツを紹介します。

 

質問の仕方

何事も具体的に質問する

同じ単語でも企業によってその意味は微妙に異なります。そのため、自らの伝えたい意見は具体的に述べましょう。例えば開発業務と設計業務があるとしてその境は定義が曖昧です。即ち会社によって全然違います。ですので、下記の様に具体的に説明してこちらの伝えたいことを正確に伝えれる様にしましょう。

 

×開発業務が希望です

◯熱特性等の樹脂物性を解析して添加剤種類を検討したい

 

質問はブレイクダウンする

具体的に述べるのと同じですが、抽象的な質問ではうまく伝わらない場合があります。出来るだけ回答者が答えやすく、こちらの聞きたいことが聞ける質問にしましょう。例えばストレスといっても人によって感じ方は様々です。あなたにとって具体的にどういったことがストレスなのか、聞きにくい為に曖昧に質問したくなることもあるかと思いますが、後で後悔を産む原因にもなるので勇気を出して聞きましょう。

 

×仕事をこなす上でストレスはありますか?

○調整業務にストレスを感じるのですが、調整先の部署と頻度はどの程度ですか? 

 

質問の内容

業務内容を確実に把握する 

募集要項から仕事内容を推測して応募していると思いますが、自分のやりたいことと同じなのか確実に把握しましょう。

 

例)募集要項から推測して◯◯が主体の業務と感じたのですが、相違ないでしょうか。

例)必要なスキルとしては、◯◯、◯◯だと理解しているのですが、相違ないでしょうか。

例)私の持っている◯◯というスキルが役にたつと思っているのですが、活かす機会はありますか?

例)チームと個人プレーでいうとどちらですか?

 

転職者の受け入れ態勢を把握する

転職者はなかなか馴染めないものです。当然会社としてもサポートしなければ、うまく一員となれません。そういった受け入れ態勢があるのか聞いておいて損はありません。

 

例)転職者は所属部署でどの程度いますか。

例)入社後の教育プログラムを教えてください。教育担当者はつきますか。

例)転職者の定着率を教えてください。

 

会社や所属部署の雰囲気を把握する

面接の雰囲気は会社の雰囲気を一部で表しています。その場の空気を敏感に察知すると共に、それを知れるような質問が出来ると良いです。

 

例)事業部や部署の方針はありますか?

例)会社の人材育成方針を教えてください。

例)部署人員の年齢構成を教えてください

例)働き方改革に即してどの様な活動がありますか?

 

まとめ

質問は事前に準備して聞きたいことが確実に聞けるようにしましょう。

なんでも聴きたいこと聞ければ良いんですが、会社の雰囲気はぬるいですか?とかは聞きたくても聞けないので、聞きたいことが掴める様な良い質問を工夫しましょう。

 

例)社内の雰囲気は堅い柔らかいで言うとどちらですか。その雰囲気を作るのに効いている取り組みや仕組みはありますか。

例)働きやすさを作るための施策で効果があったのはどの様なことですか

 

その他

その他質問集を載せます。

例)今回の募集の背景、転職者への期待

例)他にやりたいことができた場合、部署異動の仕組みはありますか?