長年FXをやっていますが、株式投資に比べてFXはより難しいように感じます。その理由は通貨価値は世界情勢に敏感に反応するため1企業の将来性を予測するよりも様々な要因が絡み合うため予測が難しいと感じています。
これまでも塩漬けを抱えながらもなんとか利益を確保できてきましたが、最近その手法を変えました。それがTwitterで見つけた「AUD/NZDレンジ相場を利用した半自動ルーチン売買」になります。
概要
・対象通貨はAUD/NZD
・使用するチャートは日足、月足
・テクニカルチャートはボリンジャーバンド(2σ)を使用
・ポジションはIFD(イフダン)を両建てで使用
最近のAUD/NZDのチャートになります。おおよその中心値を1.07として、1.03~1.1(2σ)の間を漂っています。2014年くらいからレンジ相場(同じ範囲内)を漂っています。
実例をもとに具体的に説明
例として19/10/24からのAUD/NZD60分足チャートでこの方法を説明します。図中10/24からの上げ相場の時にトレンドに則って両建てでポジションをとっていきます。上昇トレンドのときは買いで持っている赤矢印が順次約定されていきます。逆に青矢印の売り持ちが残っていきますが、その後の下降トレンドでこれらは約定されていきます。相場がこれから上がるのか下がるのか判断が難しいので両建てでポジションを持ち、レンジ相場を利用して約定していくという方法です。
細かなルール
① 月足のボリンジャーバンドを確認し、±2σ以内で両建てでポジションを立てる。
(2σは統計学からして、95%の確立でその範囲内に収まるというもの)
②IFDを用い、約定は購入価格+0.00250
1日の変動幅は約0.005ポイントです。そのため、上昇下降には少なくとも片側0.0025ポイント動くと考えて+0.0025ポイントとしています。あまり大きく変動幅を取ると約定されずずっとポジションを持つことになるので細かくとったほうが良いかと感じています。
③約定されたら追加で①のポジションを取る
約定されたポジション±0.0025ポイントが月足の2σ以内であれば、追加で両建てポジションを取る。(但し未約定のポジションと被る場合は控える)
④:①~③これを繰り返す。
実績
この方式で2000通貨単位で半月ほど売買を行いましたが実績としては、合計4千円(年利換算12%程度)を得ることができました。実働としては1日5分のチャートの確認程度です。ほとんど思考せず、チャートに張り付く必要もないため、時間の無い社会人にとっては良い方法と思えます。だいたい毎日300円程度が入ってきました。
注意点
注意点としては、AUDとNZDのどちらか一方に何か危機的な状況が起こる等が生じるとレンジ相場が崩れる恐れがあり、その時は大人しく損切りが必要になります。
また、証拠金の維持率にも注意が必要です。相場が片方に動く際は逆張りポジションが貯まっていくので、レバレッジが高くなりやすいので、保証金多めの安定運用がおすすめです。
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※投資は自己責任でお願いします。