Ichiぬけた!

転職体験談とセミリタイア目指すあれやこれや

転職1回目の感想ともう1回の転職

どうもichiです。

コロナウィルスはさておき、久しぶりのブログは転職の話。

もうすぐで転職して1年が経ちます。今の心境とこれからについて綴りたいと思います。

 

一年経つ感想は、「よくここまで耐えてこられたな」です。転職したことにより、これまであった実績や人脈が無くなり、更地に飛び出したことは恐怖。思っていた仕事と違うという感覚。圧倒的に前職と異なる社風。そういったものから転職は失敗しと思っていましたし今も思っています。転職当初は特に、ここで一生働くのは嫌だと激しく感じ、後悔と将来への絶望で毎日がいっぱいでした。精神的にも不安定な日々が続きました。

 

再転職も考えましたが、同じことの繰り返しになる気がして踏み切れず、苦痛でいっぱいの毎日を過ごしていました。

 

そんな中でブログやTwitterを始めたり、キャリアカウンセリングに行ったりセミリタイアを目指したり副業に挑戦したりと様々な活動を通して、何か将来に繋がるものを見つけようと無茶をしていました。

 

特に自分を救う手立てはセミリタイアしかないと思い、将来のベースとして考えていましたが、これを達成するには今の入金ベースでいくと8年くらいは絶対にかかる算段に気づきました。8年間毎日、忸怩たる思いで働くのってものすごく勿体なく思えてきました。毎日8時間、年間240日、8年間掛けると76800時間を忸怩たる思いで過ごすことになります。死ぬ時に物凄い後悔しそう。忸怩たる思いを味わうために生きてきたかのような人生。

 

ということで、どうせ働くなら自分が意欲を持って取り組める仕事につきたいと思うようになりました。どこの会社でもどんな仕事でもしんどい事は沢山あります。前職ではしんどい思いもしましたが、仕事自体ワクワクし楽しいこともあったので、長く続けることができました。それなりの社風の会社で、そんなワクワクできる仕事にもう一度つきたいと思います。

 

この考えに至るまでかなり紆余曲折しました。それもこれも当たり前のことを自分で分かっていなかったからだと思います。

 

一つは自分は自己認知が低いということ。これまでなんとなくの選択で生き、そんな中でもそれなりに満足した生活ができていたので、自分に向き合うことをしなかったように思います。だから何が好きなのか、何がしたいのか自分でよく分からなかった。

今回の長い苦痛がきっかけで自分に問いかけ続けました。そして本もたくさん読み、色々なことに挑戦しました。色々な経験や知識、考えるきっかけ、それらがあって初めて自己認知は高まるのだと思いました。そして自己認知を高めるだけではなく、加えて自分の軸を決めることが重要だと思いました。その場その場の判断でフラフラと生きていると、自分が到達したい場所には結局は行けないのです。フラフラ生きているといつしか、とんでもない場所に居り、なぜオレはここに居るのだという状況に陥ります。

今の自分が居る場所は過去の自分の無数の選択の結果です。そして未来の自分の居場所もこれからの無数の選択の結果になります。そういったことから、自己認知を高め、自分の軸を決め、自分の選択に責任をもち、自分の人生を描くことが必要だと気づきました。

 

もう一つは強くなければ望むものは手に入らないということ。例えばお金を稼ぐだけであれば、学歴があればそれなりの稼ぎは得られます。しかしそれだけでは自分のやりたい仕事にはつけないでしょう。やりたい仕事を見つけたり、それを手に入れるための戦略を練ったり、能力を高めたり、そういった手に入れたいものを手に入れるための自己研鑽が必要だということです。

人生は配られたカードで勝負するしかありませんが、研鑽によってカードを増やすこともできるし、怠惰によって腐らせることもできます。そしてメンタルは必ず必要な要素だと感じます。メンタルは人間のベースです。この根本がないとどんな高い能力も100%の発揮はできません。

 

ということから、自己研鑽を続け、もう一度やりたい仕事に就くためにがんばろう、就くことによって人生の満足度をあげようという思いにたどり着きました。長い長い廻り道をしました。笑

 

私はもう一度メーカーで開発職に就く。

6月ごろから転職活動再開します。