Ichiぬけた!

転職体験談とセミリタイア目指すあれやこれや

キャリアカウンセリングを受けてみました【体験談】【転職相談】

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転職してから毎日が辛く、ネットで転職関連のキーワードを検索する日々の中で、キャリアカウンセリングの存在を知りました。(転職エージェントではなく)キャリアカウンセリングは転職を斡旋する方ではなく、転職に関する悩みを聞いて解決策を一緒に考えてくれる方です。どちらかというと心理面のカウンセリングになります。

筆者は、現職から再度転職も考えていますが、今は自分の価値観や軸がブレブレな気がしていて、このまま転職しても同じ過ちを繰り返すと思っており、そのことを相談する為にカウンセリングを受けました。

 

受けたセッションは渡邉尚起さんのibマッピングというものです。

アメブロ https://ameblo.jp/thanks-sun/entry-11938667094.html

はてなブログ https://www.kokoromapping.work/entry/self-introduction

 

そして、結論から言うと気持ちがスッキリしました。

 

カウンセリングはカウンセラーの質問に答えるだけというシンプルなものです。質問は簡単なことから始まり、カウンセラーがこちらの回答の中からキーワードを抽出してさらに深掘りするという流れです(突っ込んだ質問も決して無理に答える必要はありません)。普段から悩みを解決する為にあれこれ思考していたつもりでしたが突っ込んだ質問をされることで、これまでは悩みの表層をグルグル泳いでいただけだと思い知らされました。

最終的にアウトプットとして、私の悩みを整理したマップを描いてくれます。

 

良かった点

・自分の価値観が見えてきた

・自分のしたいことを知るための方法が少しわかった

・今辛いと感じていることの原因が整理でき、その対処方法を一緒に考えてくれた

・視野が広がり、目先のことだけでなく少し先が見えるようになった

・穏やかに話を聞いてくれ、辛さを理解してくれることで気持ちが楽になった

・自分が戻れない過去のことばかり考えていたことに気づかされた

 

まとめ

このカウンセリングを受けることで、今は昨日よりも少し前を向ける様になりました。

もし悩んでいる方がいれば有料ですが相談してみるのもおススメです!!90分12000円でしたが、行ってよかった。

行動を起こすことがとても大事だと実感したセッションでした!

転職二ヶ月後の感想【30代転職体験談】

転職して二ヶ月が経過した時の感想を、記述してみたいと思います。

転職一ヶ月目で見えなかったことが見えるようになってきました。

 

 

仕事内容が思ってたのと違う!

面接や求人内容から考えていた仕事内容と乖離がありました。。もっと上流エンジニアの仕事だと思ってたけど全然下流だった。。そして下流は過去に色々あって苦手としている。

 

要素技術開発だと思ってたけど、これは要素なのか??言葉から連想するイメージって人や会社によって違うんだなと痛感しました。面接行く前に仕事を具体的にイメージして相違ないか確認すべきだった!

 

自分のスキルは大枠ではマッチしてるものの微妙にズレている。。自分が避けていた下流エンジニアの仕事をしないといけないので、苦手なこともあり、すんなり仕事を進められるという訳ではない。

 

社風が合わない

一ヶ月目の最後の方でも感じていましたが、やっぱり社風が合わないです。前職はフランクな感じで、自分には堅い雰囲気のほうがあってると思ってましたが全然そんなことは無かった。。

自分の好みや特性を理解することって簡単に思えて難しい。

 

堅いからルールやデータがしっかり管理されているかと思うとそうでもない。

堅さの悪い面だけ出ている。硬直化した上意下達の雰囲気。やりづらい。

 

部署にも馴染めない

思い出したのは自分が人見知りだってこと。前の会社では長く居たお陰で知り合いも多く、自分が人見知りだってことを忘れていた。

社風等の関係から、そもそも馴染みたいという意欲も湧いてこない。。

結構これが辛いです。ほかの中途入社社員はうまく溶け込んでいるのに、自分は、、なんて思ってしまいます。昼飯等の雑談タイムが辛いっす!

怒られる


やんわり怒られる

小さな間違いが多く承認依頼を何度も却下されているうちに雰囲気が悪くなってきた。(物覚え悪くてすみません。)

質問し辛い雰囲気になってきて胃が痛くなる。

 

ガチ目に怒られる

前の会社と同じ常識で質問するとガチ目に怒られました。前の会社では普通にあった情報がここには無いのかと質問するとある訳ないそう。。前の会社は管理がしっかりしてたので細かな情報までデータベースで管理されていたが、この会社ではそういった考えがないようだ。質問するの恐い。

 

転職して見えた新しい世界

とか本当どうでもよく思えてきた。転職前は転職することで視野が広がると思っていた。

確かに会社によるルールの違いとか経営、社風、生産のレベル、情報システム等々いろんな世界があるのだなと思えたし、前職は前職で良い面もあったと思い直せたこと、視野は広がった。ただ、代わりに人の繋がりやキャリア等々、大事なものも失った。等価交換にはなっていないと今は感じる。。

 

これからの身の振り方

取り敢えずまだ頑張ってみる。二ヶ月が経って成長したことと言えば、仕事で一人で出来ることも少しずつ出来てきたし、人の役にも立つことが少しは出来てきた。汎用的なスキルも前職よりは身につく。我慢だ。。

会社の将来性の調べ方【転職体験談】

筆者は会社の将来が不安で転職しました。

転職を決める際には、自社のおよび転職先の将来性を確認する為に出来る限りのことは調査しました。

しかし会社の将来性の判断はプロでも難しく、絶対はありません。参考までに調査した項目を紹介します。

 

 

財務基盤

会社の財務基盤を調べることで、その会社の今の経営状況と近い将来はわかります。これらはIR情報から読み解くことができます。

 

純利益と利益率

言わずもがなですが、どれだけ会社が利益を得ているのか。売り上げは巨大だけど赤字では、先はありません。また、利益率も重要です。どれだけ効率的に利益をあげることができているのか。この値が高いと高付加価値な事業を出来ています。逆に数値が低いと価格競争の激しい業界、薄利多売と言えるでしょう。この様な業界は中国企業との価格競争を行なっている場合もあり、厳しい市場と言えるでしょう。

自己資本比率

自己資本比率は50%程度が優良企業、30%程度が黒字企業の平均、マイナスだと赤字企業で経営が相当危ない!ということで、それらを目安に企業の財務状況を確認しました。

有利子負債キャッシュフロー比率

会社の有利子負債とキャッシュフローとのバランスも確認します。この値はIRでは数値として載っていないので、有利子負債と営業キャッシュフローの値から計算します。この値は一般的に10倍を超えると問題があるとのことです。

 

ただ、これらの数字は会社の経営で変えることができます。例えば研究開発費を潤沢に使っていたのを抑えるだとか、子会社を売却してキャッシュを生み出すだとか。体力のある会社はそういった方法で財務指標を変化させることができます。

 

市場、業界の成長性

会社が扱っている製品の市場成長率(CAGR)を調査しました。

今後そのマーケットが年に何パーセント程度拡大していくかといった予測レポートが出ています。インターネットで「CAGR ◯◯」といったキーワードで検索すると見つけることができます。高ければ高いほど良く、2桁近い値だと今後も大きく成長していく市場と言えます。 

逆に数パーセントや、マイナス成長だと斜陽産業と言われる業界であったりします。

 

自社や転職先が所属する業界が今後も成長していく業界であり、かつその会社が業界の中で良い地位を得ていることが重要です。

後は、その業界が価格競争の激しい業界なのかどうかも重要です。近年、中国企業が市場参入することで、従来のマーケット勢力図が大きく変わっている市場が沢山あります。中国企業は国内の安い労働力を使って価格競争を挑んできます。

技術難易度が高く高付加価値を維持できている業界は将来も比較的安泰と考えることができると思います。

会社の成長性

今の会社の市場成長率が低くても、その会社が新しい事業を作ることかできれば問題ありません。

研究開発費

研究開発費にいくら払ってるのか、営業利益対比で見ることで会社の本気度が分かります。

これはIR情報で確認することが出来ます。企業の売り上げに対して何%程度を研究開発費に投じているかを見ることで、その会社の新規事業への意気込みや将来への危機感を知ることができます。約5%程度あれば高い数値ということができると思います

社員の士気

やっぱり大事なのは社員の士気です。いくら巨額の研究開発費を投じていても、非効率的な使い方をしていては新しいものは生まれません。社員の士気は会社のやる気です。

社員が夢を持ってそれを成し遂げたいというマインドが無ければ、新しいものは出来てきません。

社員の士気はopenwork等の口コミサイトで確認することが出来ます。

実際に二社を経験した身としても、口コミサイトに書かれている士気は当たっているなという感想です。

まとめ

会社の将来性を理由に転職する場合、少なくとも財務基盤はしっかり調べましょう。ただ、どれだけ調べても将来なことは誰にも分かりません。(分かるようであれば株で生活したほうが良いです。笑)

会社の将来性の判断は非常に難しいですが、1つ言えることは大企業がすぐ潰れることはない!相当財務状況が悪化してからでも遅くはなく、また早期退職の募集があると退職金も多くもらえるので、そういったことも考えても良いのではと思います。

 

マズローの自己実現論欲求5段階説と転職動機

マズローの欲求5段階説と転職動機には深い関係があります。転職動機と転職先に求める事柄を整理するのに役立つので紹介します。

 

 

マズローの欲求5段階説とは

マズローの欲求5段階説とは「人間の欲求は階層構造をしており、1階(生存に関する欲求)から5階(自己実現に関する欲求)まである。」ということです。

※詳しくはwiki等を御参照ください

 

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1段階:生理的欲求 (Physiological needs)

生きることも困難な状態で発生する欲求で、生きる為に必要な最低限のご飯や住環境を欲する欲求です。例えばご飯が食べたい、寝たい等。

 

2段階:安全の欲求 (Safety needs)

1段階目は満たされているが、その水準に不満がある時に発生する欲求です。ご飯は食べれているけど量が少なかったり、家はあるけど雨漏りしたり、治安が悪かったりといった生命の安全が保障されていない状態で発生する欲求です。

 

3段階:社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)

次は組織に所属したいという欲求です。人は一人だと孤独を感じるので、家族や組織に所属して安心感が欲しいんですね。

 

4段階:承認(尊重)の欲求 (Esteem)

人に認められたり尊重されたいという欲求です。どこかに所属していても認められていないと感じると悲しいですよね。人に認められることで自己肯定感を持てたり、やりがいを感じる方も多いと思います。

 

5段階:自己実現の欲求 (Self-actualization)

4段階目までが満たされている前提で、更になりたい自分でありたいという欲求です。海外で働きたいとか、皆を率いるような立場に立ちたいとか、自分が好きな仕事をしたいとかです。

 

マズローの欲求5段階説と転職動機の関係

マズローの欲求五段階を読むと転職動機と関係が深いことがよく分かると思います。例えば1段階目の生理的欲求は収入が無い人が職を求める動機と同じです。収入が無く生活が困窮している人は、まずは少ない収入でもとりあえず良いと考えそれを求めます。雇用条件が多少悪くてもよいから職に就きたいと思ってしまう様な状況です。

2段階目の安全の欲求 は働いているけど収入が少なかったり、精神衛生が悪かったりする人と近しいものがあります。例えばフリーター生活だったり、いつ体やメンタルを壊すか分からないブラック企業だったりすると安定して生活できる収入基盤や労働環境を発します。

3段階目の社会的所欲求は職場環境とのマッチングを示すと解釈します。企業に勤めていても職場で虐めにあったり、雑談を出来る仲間が居なかったりすると、それは組織への所属に対して疎外感を感じるでしょう。

4段階目の承認(尊重)の欲求は職場で認められることを意味します。会社や同僚もしくは自分自身で自分の仕事を認められている状態です。会社できちんと仕事をしてきた実績や成果があり、会社にとって必要な存在であると認められると嬉しいですよね。

5段階目の自己実現の欲求は、やりたい仕事をやるということです。自分のやりたい仕事や向いている仕事が出来ると、とてもやりがいを感じると共にやる気も出ますよね。

 

転職で欲求を満たすことはできるか?

例えばやりたい仕事をやるために転職したとして、最初は職場に慣れないですよね。疎外感を感じることもあるでしょう。そうすると、やりたいことが出来ているので5段階目の自己実現は一部達成していますが3段階目の所属の欲求が満たされない状態になり、新たな苦しみを生むことになります。慣れない状態を耐え抜き所属感を得て(3所属の欲求)、成果を出し認められて(4承認欲求)、やっと満足して働くことができるのだと思います。つまり転職で欲求を満たすことは可能だが、それなりの時間忍耐が必要だということです。また転職先が自分のイメージ通りであるということも重要なファクターです。

 

まとめ

マズローの欲求5段階説と転職動機を対比して考えました。現在の職場で自分の欲求レベルがどの段階にあるのか、転職するとどのレベルからのスタートになるのかといった視点で、今一度、転職動機と転職先に求めるものを整理してみてはいかがでしょうか。

生産準備とか生産技術の仕事紹介

今日は転職の話から少し離れて「生産準備とか生産技術職」について紹介します。

転職の話題から閑話休題!

 

会社によって生産準備と呼んだり生産技術と呼んだりします。

このポジションは、メーカーだとだいたいどこの会社でもありますね。

 

一つの製品を作るためのフローはこんな感じ。

商品企画→開発→設計→生産技術→量産

 

つまり設計と量産(現場)の板挟みに合う職種!

 

もくじ

 

 

1.仕事の概要(化学製品をイメージ)

生産技術を簡単に説明すると、ビーカーワークで開発された製品を、如何に量産するかを考え、実用化するです。

 

研究とか開発、設計の人達は研究所の実験設備で新製品を開発します。

ここで新製品の基本的なレシピを作ります。(材料の配合比率とか混ぜ方とか)

これを工場で沢山作るには、全く同じ作り方では出来ません。

装置も違えばスケールも違う。生産技術の出番です。

工場の設備に合わせてレシピの微調整や装置の条件(例えば撹拌器の回転数とか攪拌時間とか)調整をするのが生産技術になります。

また新しい製品を作るのに新しい設備が必要だったりします。

それを手配したり設計したりするのを設備設計と言ったりします。

 

次に生産技術と設備設計の仕事をもう少し細かく紹介します。

 

2.生産技術

生産技術は、主に生産の工程条件を決めます。

「この撹拌工程では、Aという設備を使って回転数5000rpmで15分、温度を60度に設定して行う。」

という様な、細かな条件を工場の設備に対して行います。

 

開発部隊の実験室には小さな設備しかなく、工場の様な量産レベルの大きな設備で作ろうとすると条件調整が必要なんですね。結構、製品の品質って難しくって、装置が異なると色んな条件を見直さないと、うまく出来ないんですよね。。

その為、工場の設備でどの程度の条件が良いかを、実際の生産設備を使って実験しながら探します。

 

初めから工場の設備でやればいいやん、とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、それはやらないんですねー。

なぜかと言うと、成功するまでにはたくさん失敗します。

沢山の失敗のために原材料を沢山無駄にしたり、生産を止めたりというのは非効率なんですね。だから実験室レベルの小規模で研究開発をします。

 

これが生産準備のメイン業務ですが、その他、付随する雑用もたくさんあり、現場作業員のマニュアルを作ったり、製品検査の方法を考えたり、実験準備のために工場の生産設備を止める調整をしたりといったこともします。

 

3.設備設計

次に設備設計ですが、新しい製品を作る時、だいたいの場合、今の工場にある設備だけでは生産出来ません。

例えば撹拌の回転数が足りなかったり、原材料のタンクが足りなかったり、そういった時に設備の改造や新規導入が必要になります。

 

設備設計は、生産技術と一者に装置の選定を行なったり、設備を工場に設置する手はずを整えたり、工事するために色々な部署と調整したり、設備の設計図を書いたり、といったことをします。現場の設備が故障した時に修理の応援に行ったりすることもあります。

 

あと設備の更新は生産が止まってる時にやるのが多く、休日出勤もあります。

 

4.まとめ

生産技術も設備設計も結構仕事の幅は広く、

設備設計は特に汎用的なスキルが身につくので、手に職がついて良いと思います。

またコストダウン等のテーマも多く、成果が目に見えるのでやりがいはあるかもです。

ただ、生産系の仕事は調整業務が多く、しかも調整先が現場や工事業者等であり、現場の人はガラが悪い人も多く、面倒なことも多いです。

 

どの仕事も同じですが、人によって向き不向きがあります。

生産系の仕事がやってみたいという人も一定数居り、実際、面白いと感じることもあります。

自分の場合は、難しい課題を新しいアイディアで解決できたとか、自分が設計した設備が現場に入ったとかですかね。

 

ただ、個人的にはもうあまりやりたくないですがー。笑

転職一ヶ月後の感想(職場に馴染めない)【30代転職体験談】

転職して一ヶ月が経過した時の感想を、思い出せる範囲で記述してみたいと思います。

最初の一、二日が一番緊張しましたね!

そして最初の一ヶ月は、あまり仕事もしておらず、お客様感がありそこまで大変ではなかったです。

(その後、時間が経つにつれ、面接の時は、お客様として扱われていたんだなー、社員になるとやっぱ違うなー。。。)

 

目次

 

1.初日

初日は入社式?の様なものがあり、本社に赴きました。辞令を頂き、無事に社員となりました。たまたま、他にも同日入社の方が居り、少し安心しました。昼食を同日入社の方々と頂き、「前職はどんなことやっていたんですかー」等の雑談をし、色んな方が居るんだなと思ったのを覚えています。この日は入社式しかないと分かっていましたが、前日は緊張で眠れなかったです。。

 

2. 二日目

職場へ出勤しました!

到着早々、受け入れ教育を受け、制服を支給されました。いよいよここで働くのかとドキドキしました。その後、早速職場に行き、部署員の前で挨拶をしました。あまり準備してなかったので、焦りました。。第一印象って大事だし、長くなりすぎないように、かつ他の人に興味を持ってもらえることを意識して自己紹介をしました。

その後は、関係部署に挨拶にいったり、部署のルールや業務内容についての説明を受けたりしました。まさに右も左も分からない状態。この環境にとって自分は異物なんだなーと感じました。

そして職場の雰囲気は、正直、1日じゃよく分かりませんでした。あっという間に1日が終わり、心底ほっとしました。

 

3.一週間

現場の見学や業務についての説明を受けたり、社内システムの使い方を教えてもらったり。前職では当たり前にやっていたことが、誰かに教えて貰わないとできない。マニュアルを見ようにも、マニュアルの置き場さえ分からない。あまり人に聞くのは得意じゃないので、この状況は苦手だ。。

 

職場の方とも少しずつ、コミュニケーションをとるようになりました。

 

仕事はほとんどしておらず、、マニュアル読んだりが多かったので、暇をもて余してました。毎日、定時上がりで、残業されてる方に気まずかったです。そして、まだ部署の雰囲気はよく分からない。比較的穏やかなのか?とも思ってました。

 

4.一ヶ月

自席に座っていても少しアウェー感を感じなくなりました。(遅い!?)

部署の人とは少しずつコミュニケーションをとるが、まだまだ距離を感じる。ただ、すこーし冗談を言える人ができたので、すこーし成長を実感。少しずつ職場の雰囲気が分かってきましたが、この職場は堅いです。仕事中、皆、黙々と仕事をしております。前職との雰囲気の違いに戸惑います。

 

少しずつ仕事を始めるが、仕事1つ1つルールが前職と違うため、いちいち誰かに聞かなければならない。(結構ストレス)この書類はどこまで丁寧に書くのか?その辺りの微妙なさじ加減1つ分からなく、少し失敗したりもしました。

 

業務内容は少しずつ分かってきましたが、思ってたのと結構違う。。この仕事を続けたいかと聞かれると戸惑うけども、とりあえず、様子見る。。この先、不安になる。

 

部署の雰囲気は、ようやく見えてきた。

(思ってたより体育会系だなぁ。思ってたのと違うぞ。。)

 

なかなか馴染めない雰囲気を前に、会社や部署の雰囲気って結構、大事だと思いました。そしてそれを入社前に掴むのは至難の業でもあると感じた。。

 

まとめ

入社初日から1ヶ月は上記の様なことを思っていました。転職者ならではの悩みとしては下記の様な感じです。

・会社のルールが分からない。

 誰かに聞かなければならず、相手が忙しそうだと聞き辛いときもある。

・人間関係の構築が大変。同僚にどんなスタンスで接すればよいのか悩みながら、ビビってあまり話しかけられない。

・業務内容がイメージしていたのと違う。この仕事をこれからずっと続けるのか!?

・社風の違いに戸惑う。わたしはこれに適応できるのか!?

 

以上、自分の場合ですが、こんな感じでした!

転職面接で質問する際のコツ

転職面接は新卒の就職面接と違い、転職者と企業とが互いにミスマッチを防ぐための情報交換の場でもあります。

企業側も積極的に質問を受け付けている場合も多く、積極的に活用して相互理解が出来るよう、悔いのない転職面接にしましょう。

面接で得た情報は、選考を進めるかどうか判断するのに非常に貴重な情報となります。

ただ、応募者と採用側は基本的には異なる企業文化なので、スムーズなコミュニケーションが出来るようコツを紹介します。

 

質問の仕方

何事も具体的に質問する

同じ単語でも企業によってその意味は微妙に異なります。そのため、自らの伝えたい意見は具体的に述べましょう。例えば開発業務と設計業務があるとしてその境は定義が曖昧です。即ち会社によって全然違います。ですので、下記の様に具体的に説明してこちらの伝えたいことを正確に伝えれる様にしましょう。

 

×開発業務が希望です

◯熱特性等の樹脂物性を解析して添加剤種類を検討したい

 

質問はブレイクダウンする

具体的に述べるのと同じですが、抽象的な質問ではうまく伝わらない場合があります。出来るだけ回答者が答えやすく、こちらの聞きたいことが聞ける質問にしましょう。例えばストレスといっても人によって感じ方は様々です。あなたにとって具体的にどういったことがストレスなのか、聞きにくい為に曖昧に質問したくなることもあるかと思いますが、後で後悔を産む原因にもなるので勇気を出して聞きましょう。

 

×仕事をこなす上でストレスはありますか?

○調整業務にストレスを感じるのですが、調整先の部署と頻度はどの程度ですか? 

 

質問の内容

業務内容を確実に把握する 

募集要項から仕事内容を推測して応募していると思いますが、自分のやりたいことと同じなのか確実に把握しましょう。

 

例)募集要項から推測して◯◯が主体の業務と感じたのですが、相違ないでしょうか。

例)必要なスキルとしては、◯◯、◯◯だと理解しているのですが、相違ないでしょうか。

例)私の持っている◯◯というスキルが役にたつと思っているのですが、活かす機会はありますか?

例)チームと個人プレーでいうとどちらですか?

 

転職者の受け入れ態勢を把握する

転職者はなかなか馴染めないものです。当然会社としてもサポートしなければ、うまく一員となれません。そういった受け入れ態勢があるのか聞いておいて損はありません。

 

例)転職者は所属部署でどの程度いますか。

例)入社後の教育プログラムを教えてください。教育担当者はつきますか。

例)転職者の定着率を教えてください。

 

会社や所属部署の雰囲気を把握する

面接の雰囲気は会社の雰囲気を一部で表しています。その場の空気を敏感に察知すると共に、それを知れるような質問が出来ると良いです。

 

例)事業部や部署の方針はありますか?

例)会社の人材育成方針を教えてください。

例)部署人員の年齢構成を教えてください

例)働き方改革に即してどの様な活動がありますか?

 

まとめ

質問は事前に準備して聞きたいことが確実に聞けるようにしましょう。

なんでも聴きたいこと聞ければ良いんですが、会社の雰囲気はぬるいですか?とかは聞きたくても聞けないので、聞きたいことが掴める様な良い質問を工夫しましょう。

 

例)社内の雰囲気は堅い柔らかいで言うとどちらですか。その雰囲気を作るのに効いている取り組みや仕組みはありますか。

例)働きやすさを作るための施策で効果があったのはどの様なことですか

 

その他

その他質問集を載せます。

例)今回の募集の背景、転職者への期待

例)他にやりたいことができた場合、部署異動の仕組みはありますか?

転職活動の応募数と通過率、面接の合格率ってどんなもの!?【30代転職】

今回は私が実際に転職活動を行った際の、書類通過率とか面接の合格率を紹介したいと思います。

 

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応募数と通過率

私の場合、30件くらい応募して、一次面接に呼ばれたのは5件程でした。そして、二次面接に呼ばれたのが2件。内定をもらえたのが2件でした。通過率で言うと書類は17%、一次面接は40%、二次面接は100%という結果になります。

 

年齢や職種によりますが機械エンジニアの場合、書類通過が20%くらい、一次面接が40%、二次面接(最終)の合格率はだいたい50%くらいらしいです。

 

書類が通ると結構いける!というのが私の感想です。実際、転職活動をしていて感じたのは企業の募集要項とこちらのスキルや、やりたいこととのマッチングが大事だなと感じました。

 

応募の失敗パターン

私に良くあった失敗パターンとしては、エージェントに勧められるがままに応募して、書類で落とされたり、書類は通ったけど面接で「で?君はうちの会社で何ができるの?」的なことを言われて冷や汗をかいたり。。

 

結局、募集要項とこちらのスキルが微妙にズレてました。エージェントさんによるとは思いますが、こちらの希望と少しずれていても、応募を勧めてくる場合もあります。それはエージェントさんは転職のプロですが、私たちのやってる仕事を100%理解はしていません。(できません)  

例えば設備の設計と言っても、機械装置の仕様を決めて設計図まで書くことを設備設計と呼ぶ場合もありますし、仕様だけ決めて、後はエンジニアリング会社に依頼する場合もあります。言葉上は同じ「設備設計」でも、自分が持っているスキルは結構違います。そんな細かな違いをエージェントさんは分かんないですよね。

なので自分で、募集要項を見てちゃんと判断することが大事です。

 

面接に落ちると凹みますし、会社休んで面接に行くのも結構大変です。なのであまり、むやみやたらに応募はしなくていいと思います。ただ、一回くらいは面接練習を兼ねて、少し違う会社でも応募してみるのも良いと思います。

 

書類が通過しなくても焦らないで

書類の通過率は先に述べた通りです。通過率の平均値自体そんなに高くないので、落ちたからといって悲観せず。むしろ無闇に応募しないように気をつけて下さい。書類が通らなかったり、なかなか合格しないと、不安になって要求レベルを下げてしまいがちですが、もしそこに受かって入社しても、後悔する可能性は大いにありますよ!人生に関わることなので、気持ちや日程的にも余裕を持って取り組みたいですね。今もし焦って転職活動をしているなら深呼吸して、少し落ち着いてみてはどうでしょうか。

転職は成功?失敗?実際に転職してみて感じたギャップとかリスク【30代転職】

転職は環境を変えることで仕事の不満を改善したり、やりたいことを仕事にする手段です。

そして自分の転職は成功したかというと、即答できない状態です。。

前職の不満は改善されましたが、想定外の悩みや新たなる苦悩もあり、、詳しく書いていきたいと思います。

 

転職するに辺り、前職の不満を挙げましたが、それらは概ね改善されました。

 

tauecompany.hatenablog.com

 

 

ただ、こんなはずじゃなかったと思うこともあります。

 

こんなはずじゃなかったその①  人間関係

職場に慣れるのが大変です。これは個人の性格に大きく関係していますが、作者は人見知りなので、かなり辛いです。

前職では長い間、働いて築いた人間関係がありましたが、現職では一切ありません。信頼を得るには時間や実績が必要で、やっぱり耐える時間が必要ですね。

無くして初めて分かる、なんとかってやつですね。。

転職では同期が居ないから辛いと言いますが、仲の良い同僚が居ないのも結構辛いですね。

 

こんなはずじゃなかったその②  社風

会社によって社風って全然違うんだなっていうのが率直な感想です。前職はかなりフランクな職場で、仕事中もお菓子を食べながら冗談言ったりとかがあったんですが、今は皆、黙々と仕事をしており、上司との距離も遠く感じます。

また前職はボトムアップでしたが、現在はトップダウンです。これは転職前から想定していましたが、実際に体験してみると、このギャップに結構苦しみます。

なんとかなるだろーと思っており、なんとかはなるのですが、結構しんどい。

 

こんなはずじゃなかったその③  仕事内容

求人票からイメージしていた仕事と違う!

求人に書かれていたキーワードをベースに前職の知識でこんな仕事だろうと想像していました。その想像が正しいか、面接でしっかり確認しましょう。

開発とか設計とかはエンジニアの共通言語ですが、その定義は会社によって微妙に違います。。また所属部署の名前に開発とついていても、業務内容が本当に開発かは怪しいです。

そんなこんなで面接でこの辺りはよく確認しましょう。

 

こんなはずじゃなかったその④  自分の立場

長く働くと自分の立場が自然と作られています。新卒で入ったとなると尚更です。

今までの頑張りは何処かで誰かが認めてくれていて、そういったことが自分の立場を知らないうちに作っています。

例えば「若い割に発言権がある」とか、「困った時にアドバイスを求められる」とか、そんな経験思い起こしてみるとないでしょうか!?

そう言ったことが一切なくなるのは、少し寂しく思います。

発言の重みと言いますか、全ての意見を根拠と共に示すことが出来れば人を説得しやすいのですが、開発業務では全てを定量化できる訳ではありません。そんな時、「誰が言ったか」が見られています。それまでの自分の頑張りが気づかないところで役に立っていたのかもしれません。

 

以上!後悔多めの内容でしたが、転職は結構なリスクもあるということを分かって頂きたく、記載しました。ご参考までに!

私の転職理由

私の転職理由を紹介します。

 

①会社の将来性

私は斜陽業界の大手メーカーで働いていました。会社の業績は昔に比べると悪く(と言っても倒産するようなレベルではまだなかったです)、直近の市場成長率は数パーセントと予測されており、将来的にはマイナス成長に転落するような市場でした。

そのため、会社としても新規事業立ち上げに力を入れていましたが、全然上手くいっていませんでした。そういったことから、転職しやすい年齢と言われている30代で市場将来性のある企業に転職したほうが良いのではと考えるようになりました。

 

②仕事のやりがい

私は新規事業向けに製品開発を担当していました。当初は、この会社をなんとかしよう!とかなり頑張っておりました。

開発はある程度進みましまが、テーマ全体としては進捗が芳しくありませんでした。そんな時に新規事業の企画自体に疑問を持つようになりました。新しい市場に自社が参入する意味は?顧客への提供価値は?この戦略でどの程度の市場が取れるのか?私は展示会等への参加もしていたので市場の声を聞くことが出来ており、先ほどの疑問に自分なりの答えを出すことができました。

このテーマはうまくいかない。それが私の答えでした。戦略的に崩壊しており、自社の保有技術で有利に戦える市場ではありませんでした。

それらを上司に伝えるも、そんなことは初めから分かっていると言われ、私は衝撃を受けました。「分かっているのに、この進め方をしているのか。。」そう思いました。

 

それが分かってからはモチベーションの維持が難しく、転職を考えるようになりました。

 

③人間関係

私が居た新規事業の部署は、各部署から集められたエースと鼻つまみ者が混在する部署でした。大きな会社で新しい部署を作って人を集めるのも結構大変なんですね。人が欲しいという要求に対して、誰を出すか。優秀な人材を出してくれれば良いですが、部署によっては厄介者を出すこともあります。そのため、新しい部署にはエースと厄介者が混在することが多いです。そんなギスギスした部署で働くのは結構なストレスでした。

 

これらの解決手段として転職した訳ですが、それが良かったのかはまた別の機会に書きたいと思います。

 

tauecompany.hatenablog.com

 

転職を始める前に自分の価値観を再確認しよう

転職で重要視されがちなのが雇用条件ですが、それと同等に大事なのが社風といった環境です。それらが合わなければ毎日胃が痛い思いを味わう羽目になります。(筆者経験談)

筆者は後悔しない転職方法探索の一環として、今も自分の価値観を見つめ直していますが、自分のことなのにそれを掴む難しさを実感しています。そんな状況ですが自分が取り組む中で良いと思えた価値観を確認するための方法を紹介します。今後も、より良い方法が見つかれば都度紹介していきたいと思います。

自分に合う社風(ボトムアップ、体育会系、ガツガツ、まったり、自由、プロセスが明確、上意下達、感謝、褒める文化、真面目、フランク、サバサバetc)や大切にしたいものを掴むヒントになればと思います。

 

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自分と向き合ってみる

自分自身の考えは移りゆく雲の様に変わります。仕事にストレスを感じている時とそうで無い時で比べても自分の価値観は少し異なっていると思います。

私は自分の価値観を確認しようと試みていますが、毎日その形は様子を変えていきます。ですが、日々の感情によらない、変わらぬ軸というものはあると思っており、それを見つけたいと思っております。

まずは、自分と向き合える環境を作ってみてはどうでしょう。

座禅

心を落ち着かせて自分と向き合う、昔からの知恵です。

今はお寺で座禅をさせてくれるところもたくさんあります。

https://livejapan.com/ja/article-a0001951/

少しの間、世間と連絡を絶ってみる

誰とも連絡を取らず一人旅などにフラッと行くのはとても良いです。昔住んでいた場所や、温泉などでも良いと思います。あまり賑わっていない場所が良いでしょう。SNSや携帯ゲームからも離れて自分と向き合ってみてはいかがでしょう。

自分の過去から自分を探る

自分がこれまで経験した中でストレスを感じたことや楽しいと感じたことを思い出してみるのも自分の価値観を探るヒントになります。

例えば仕事の中でストレスを感じる共通のパターンなどがあると思います。また、仕事の中で楽しいと感じる場面もあったと思います。そういったところから、自分の好みや苦手なことを1つ1つ整理していってはいかがでしょう。

 

 

 心理学や専門家を頼ってみる

転職カウンセラー(キャリアカウンセラー)に相談する

今は転職カウンセラー(キャリアカウンセラー)なる方がいらっしゃいます。心理学やキャリアコンサルタントの資格を持っており、心の悩みに寄り添ってくれます。転職エージェントとは異なり、職を斡旋する訳ではないので、フラットな目線で相談に乗ってくれます。

 

tauecompany.hatenablog.com

 

適職診断を受けてみる

今は多くの転職サイトで適職診断を提供ています。質問に回答することで自分の性格や特性を統計学的な観点から教えてくれます。

人の性格は多種多様なため、ばっちりな回答は得られませんが、それでも大枠では捉えることができますし、だいたい良いことが書いてあるので見ると少し励みになります。

筆者のおすすめは下記です。設問数も多く、また何度やっても同じ結果になるので分析手法としての信頼感も高いと思います。

無料性格診断テスト | 16Personalities 

 

人の価値観と自分の価値観はしっかり区別しよう

 例えば丸の内でキラキラ働いている人の話を聞くと、自分もそうありたいと思うかもしれません。しかしそれが自分の本心なのかは、よく考えなければなりません。誰もが羨むような話を聞いたときは自分もそうありたいと思いますが、いざ同じ生活をしてみると自分は違うなと思うこともあります。

何が自分の価値観で、何が他人の影響を受けた価値観、思い込みの価値観なのか。自分の価値観は自分にしか分かりません。それをしっかり把握することは自分のためになります。そういった他人の価値観に影響を受ける可能性について知っておいてください。

 

まとめ

イキイキと生きるためには、自分が大切にしたい価値観を自分がしっかり把握することが大事です。日々仕事で疲弊していると、目の前の苦痛から逃げられればそれで良いと思いがちですが、よりよく生きるために、少し立ち止まって自分の価値観を見つめ直してはいかがでしょう。

 

転職を悩んでいる方向け転職の進め方

自分自身が転職をしてみて思ったのは転職動機が大切だということです。「やりたいことがある」や「精神衛生を保つ為」といった理由での転職を私は応援しますが、「転職を迷っている」「なんとなく不満がある」という漠然とした状態での転職を応援しません。それは転職した後に苦労するからです。実際私もそうでした。ここではそんな方に向けて転職理由を明確にし転職する為の方法をステップで説明します。

 

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1.自分と向きあって心の声を聞く

仕事をしているとやりたくないことをやらなければならない場面に遭遇します。そんな時、自分の心の声を封じて仕事だからと割り切った経験もあると思いますが、そういったことを繰り返していると自分の心に対する感度が弱くなってしまいます。転職したいという思いはあるけど、理由がよく分からない。それは自分の心の声が聞こえ辛くなっているのかもしれません。

そんな時は、長期休暇等を利用して仕事から離れて普段と違う環境に自分を置きましょう。大事なのは仕事から離れて環境を変えることで、ストレスが低減して新しい刺激を受けることで凝り固まった思考がほぐれることです。例えば二泊三日でお寺に座禅修行に行ってみたり、何も持たず行ったことの無い温泉旅館に行ったり、懐かしい場所に行ったりすると良いでしょう。

そして、何もしない時間を作って自分の内なる声に耳を傾けましょう。この時、一人で自分と向き合うことが重要です。スマホやテレビから離れ、何もしない時間を作ります。自分の心がどうしたいと言うっているのか耳を傾けてください。この時、ポイントは心が落ち着いている時にやるということです。まずは①環境を変えてリラックスする。次に②心の声に耳を傾ける。というステップで勧めましょう。いきなり心の声を聞こうとしても同じ悩みがグルグル回るだけになってしまいます。

私は会社を辞めて有給消化期間に一人で3泊4日の旅に出ましたが、3日目くらいでやっと気持ちが落ち着いて、自分が会社を辞めることを冷静に受け止められるようになり、自分が抱えている不満と少し向き合えるようになりました。これを転職活動前に出来ていたら、また違ったのかなとも思います。

 

2.転職理由を考える

転職理由は大きく分けて2つあります。①何かが嫌だから辞める。②何かをしたいから辞める。理由に良い悪いはありません。自分の心の声を正直に受け入れましょう。

 

①何かが嫌だから辞める

人間関係だったり、自分の評価だったり、仕事内容、収入だったり色々ありますね。それを整理するために、嫌だと感じていることを紙に書きます。そしてそれらに合計100になるように点数をつけます。(嫌なことほど点数が高い)そうすることによって自分の不満の順番とそれぞれのインパクトを可視化することができます。

 

例)

人間関係  :10点

仕事内容  :20点

給与    :40点

サービス残業:30点

 

このときBettersさんの今の仕事納得度チェック表も整理や判断の為にお勧めです。

https://betters.me/150

 

そして辞めたい理由を今の会社で解決できないか検討しましょう。転職だけが答えではありません。部署の異動で不満が解決することもあります。

 

②何かがしたいから辞める

自分のやりたいことがはっきり分かっているなら辞める理由としては十分です。自分がその仕事に就く能力があるのかを考えるべきです。そしてやりたい仕事が今の会社で本当にできないか検討しましょう。転職だけが答えではありません。部署の異動で叶うこともあります。

 

③考えがまとまらない時はキャリアカウンセラーに相談する 

どうしても考えがまとまらないときはキャリアカウンセラーに相談するという手もあります。これはDODAやリクルートと言った転職コンサルとは異なり、自分のキャリアに悩みを持っている人が「相談」できる有料の仕組みです。筆者も転職後に職場に慣れないことを相談しましたが、転職前に相談していれば、もう少し別のキャリアを築けたのかなと思えるほど良い体験でした。

tauecompany.hatenablog.com

3.転職理由に加えて自分が大切にしたいことを整理する

転職してこれまで抱えていた不満が解消されても、新たな不満が生まれることもあります。それは、前職では当たり前に享受できていたことが、転職先では無くなることもあるためです。例えば仕事内容に不満があって転職し、希望の仕事に就けたが人間関係が悪いと結局は不満を感じます。そういったことが無いように、自分が大切にしたいことを考えましょう。

下記の表に自分にとって重要な項目に合計が100点になる様に点数をつけましょう。(不必要な項目は0点で良いです。)足りない項目があれば、追加してください。そうすることによって自分にとって重要なことのインパクトと順位を可視化することができます。

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4.転職の実際をブログ等で調べる

これまでのステップを経ても転職しか解決策がないのであれば、転職の実際を覗き見してみましょう。転職は辛いことも多く、中途半端な気持ちで転職すると転職に失敗する可能性も高いです。みんなの転職体験談は、転職経験者の感想が豊富に揃っており、失敗談も多くあります。体験談を元に失敗する可能性を考慮した上で転職すべきかどうかの最終判断をしましょう。

https://min-ten.com

読んでみると転職が心から成功と言えるパターンはあまりありません。実際私も転職者の方と話す機会があると満足しているか聞くことにしているのですが、転職者は転職者で大きな不満を抱えている場合がほとんどです。 転職しても不満が解決されないことはよくあります。そんなリスクを背負ってまで転職をするのかよく考えた方がよいです。

 

5.転職活動を始める

エージェントへの登録

ここまできても転職への想いが消えないのならば転職エージェントに登録しましょう。転職は、職務経歴書の執筆や、求人探索、面談のスケジュール管理、面接練習と仕事をしながらだと忙しいです。転職エージェントはその辺りを強力にバックアップしてくれるので本気で転職するのであれば積極的に活用していきましょう。ただ、エージェントに登録すると、流れが一気に加速されますので慎重に。早速、職務経歴書の作成に入ったりしなければなりませんし、納期も指定されます。ある程度、前もって作っておくと余裕をもって進めることができると思います。

 

転職先候補の情報収集、応募

これまでのステップで整理した自分の価値観や、辞めたい理由をもとに、転職先を探して、エージェントさん経由で応募しましょう。その会社が自分の価値観に合うのか、特に会社の雰囲気等は、なかなかつかめません。そこで口コミサイトを活用しましょう。個人的にはopen workが情報の量と質の面でおススメです。また、エージェントも会社の雰囲気等の情報を持っていますので、聞いてみるのもおススメです。

 

また、会社の業績が気になる方はIRや四季報で、事業分野や方針が気になる方はHPで調査すると良いと思います。個人的にはIR報告書には現在の状況と今後の展望の最新情報が記載されており、おススメです。

 

採用面接

書類が通過したら面接です。会社によりますが、一次〜三次面接まであります。エージェントは面接情報も沢山持っているので、どんなことが聞かれるのかといった情報を収集しましょう。模擬面談をやってくれるエージェントもありますので活用するのも良いと思います。

 

6.内定を受諾するか断るかの決断

内定を得ることが出来たら最終的な決断をしましょう。自分の希望を満たしてくれ、今の会社よりも良い勤務先なのか。この時、やっぱり今の会社でも良いと思えたなら、転職を辞めても問題ありません。やっぱり転職しないという方もいます。自分の心に耳を傾けてください。

 

7.退職を伝える

転職の決断をしたら、できるだけ早く今の会社に退職の意向を伝えましょう。企業によって、退職日の何日前に意向を伝える必要がある等、規約があるので、それらは守ったほうがもめずに済みます。なかなか上司に伝えるのは勇気がいりますよね。どうしても難しい場合は代行サービスなんかの利用もあります。

 

最後に筆者からの個人的な意見 

自分の経験を元に転職理由がはっきりしない方向けに転職の流れをまとめました。参考になりましたでしょうか。私は転職で重要なのは次のことを知っておくことだと思っています。

①転職先に慣れるのが転職活動の中で一番苦労する

②転職先を焦って決めてはいけない

③自分の心の声を大事にする

転職活動を途中で辞めても良いんです。あなたが満足いく人生を歩めることが第一です。転職に失敗したと感じる人が少しでも減ることを祈っております。